公開日: |更新日:
建売住宅を購入するときとは違い、注文住宅を建てるときは、購入を決めてから完成までに時間がかかります。新しい家での暮らしを気持ちよくスタートするには、スケジュールを把握して、ゆとりをもってスタートすることが大切です。
ここでは、注文住宅を建てるときにかかる期間とスケジュールについて説明します。いつから動けばいいか参考にされてください。
注文住宅が完成するまでの期間は、12ヶ月くらいが目安です。ただし、設計にこだわれば、その分長くかかります。平均的な流れをご紹介します。
土地を持っていなければ、まずは、土地探しからスタートします。土地探しは、不動産会社を通すのが一般的ですが、工務店が探してくれることもあります。
土地が決まったら、工務店やハウスメーカーを決めましょう。住みたい家のイメージを固めてから探すと決めやすいです。
依頼先が決まったら、打ち合わせを重ねていきます。打ち合わせが1回で終わることはまずありません。
この打ち合わせでどれだけコミュニケーションが取れたかが、希望の家を作れるかどうかのポイントとなります。
打ち合わせ内容に基づいて、設計士が設計を作成します。この段階ではまだ、仮作成です。
土地が決まり、仮の設計が出来ると、住宅ローンの事前審査に申し込みをします。
住宅ローンの事前審査で通過の目途がついたら、本格的に家造りの準備に入ります。
まずは、設計の修正。実際に住む家としての精度を上げる作業です。
図面が完成すると、建設費用の最終的な見積もりが出ますので、正式に設計監理契約を結びます。
契約後、住宅ローンの本審査が行われ、審査に通過すると土地の所有権移転手続きです。
大きなお金が動くので緊張する手続きが続きますが、自分が動くのはここまでになります。
いよいよ、工事が着工されます。ここからは見守るのみ。地鎮祭や棟上げ式をどうするかを決めましょう。
工事中は、時々様子を見に行って、写真を撮影すると良い思い出にもなるでしょう。施工者と仲良くなると何かの時に融通をきかせてくれるなどメリットがあるかもしれません。
家が完成すると、待ちに待った引き渡しです。床や壁の状態をチェックします。
アフターメンテナンスなどの説明がありますので、しっかり確認しておきましょう。
あとは、都合の良いタイミングで入居。理想の我が家で新しい暮らしのスタートです。
設計デザインにどこまで凝るかによりますが、注文住宅が建つまでの期間は最低12ヶ月と考えておきましょう。
予定に合わせて入居したいなら、逆算して余裕をもったタイミングを決めることが大切です。
入居予定の最低13ヶ月前を目安にスタートしてください。