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注文住宅で憧れの新築庭付き一戸建て。子供と犬が遊び、中央にはブランコ…など、夢は広がりますが、少し待ってください。庭は、失敗すると誰も近寄らなくなりがちな場所。しっかり設計したいです。庭の失敗例とポイントを解説します。
庭の失敗例は、「ごちゃごちゃして見栄えが悪い」「手入れが大変だった」「動きが取りづらい」などがあります。
庭は建物に比べて、打ち合わせを簡単に済ませてしまいがちなので、あとからイメージと違ったとなりやすい場所です。
また、家庭菜園に犬小屋に駐車場と、憧れを詰め込み過ぎて、かえって見栄えが悪く、ごちゃごちゃした印象の庭になってしまうことも。
外構工事の費用を抑えてしまうと、見た目が安っぽく、壊れやすいデメリットもあります。
部屋より人目につく場所なので、しっかりプランニングしたいです。
庭づくりのポイントは、庭の役割を決めることにあります。「見る庭」か「使う庭」をしっかり決めることで、ごちゃごちゃした印象を排除でき、センスが光る素敵な庭にできます。
敷地内で子供や犬が遊ぶ庭なのか、樹木や花を植えて見て楽しむ庭なのかを最初に決めましょう。
手入れがあまりできないのであれば、樹木を鑑賞する庭にするのがオススメです。
また、庭から家の中が見えるような作りだと落ち着かないので、周りからの目隠しをどうするかもよく検討してください。
駐車場から玄関へのアクセスや庭を歩けるように道をつくるなど、人の通り道の確保も重要ポイント。
この時、石を置いたら雨の日に滑りやすくなったということもあるので、材質には注意すると良いでしょう。
玄関へのアクセスはスロープもつけておくと後々安心です。
庭を作る場合、意外と見落としがちなのは土地選びかもしれません。
道路からの建物と庭の位置関係や日当たりなど、土地によって庭の満足度は大きく異なります。
土地の形状と調和するように庭を設計することも大切です。
庭を設計するときは、目的を決めて、手入れできる広さにするのがポイントです。
手入れしやすいように道具を置く物置も考えておくと良いでしょう。